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<<   作成日時 : 2008/07/30 12:26   >>

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 会報トピックス

藤野武彦 先生の講演記録

「藤野先生と私」 福岡気功の会会長 山部嘉彦

●藤野先生のぶち壊し発言

 もう二昔前の話です。自然と命を守る福岡県民会議(安藤孫衛先生が主宰する自然食の会を中心にした福岡県内の、おもに食の健康を追求する諸団体の連合組織)の反省会のことでした。たしか、大会が思ったほどうまくいかなかったことについて、今後どうしたらいい、こうしたらいい、いやそんなことではいけない…と議論白熱してきた時のこと。その議論が行き詰まっておハチが藤野先生に回ってきました。すると『もう会をやめてしまえばいいんですよ』と、あっけらかんとした調子で問題発言。

 すっかり座が白けてしまったのですが、私は妙に感心したものです。前に進むには@ウラから見直すA原点に帰るBいきさつにこだわらないC外れることをおそれない ということが大事なんだと。

 後日、先生に『過激なんですね』と言ったら、またあっけらかんと『そうでしたかね』と、済んだことは覚えてませんと言いたげな様子でした。

●セミナー講師の依頼は偶然の鉢合わせ

 それからほどなくして、吉塚駅の地下道でまったく偶然先生と鉢合わせしました。間髪を入れず『ちょうどよかった』と先生。実は…の前置きもなく『あるセミナーがあるんですけど、そこで気功をやってくれませんか。○万円です』。唖然とする私に『じゃ、あとで電話しますから』と言い置いて、サッと改札口を出ていく先生。

 ほとんど訳も分からず○万円に吸い込まれるように引き受けて、もう14年たちました。それが福岡県市町村職員共済組合主催の健康セミナーです。このセミナーをデザインしたのが藤野先生で、そのコンセプトこそ《脳疲労解消プログラム》なのでした。

●筋診断に引き込む

 そのセミナーにはさまざまな講師の先生が招かれていましたが、あるとき凄い経絡治療の先生がいるから今度紹介しましょうと言われて、どんなのですかと聞いてみると、それがどうもエセ筋診断なのです。ピンときた私は『そいつは筋診断の創始者のA先生に破門されたB先生の方法で、もう古臭くてカビが生えてるやつですよ』と答えたことから話はころがり、当時福岡に隔月で指導に訪れていたA先生を紹介することになりました。やがて藤野先生はA先生と意気投合して筋診断協会の顧問を引き受けて下さることになりました。

 その後、A先生は東京に移られ、一線を退き、筋診断の組織も変わりましたが、顧問をしていただいた当時、いくつものインスピレーションに満ちたアドバイスをいただきました。藤野先生は直観の人でもあるのです。

●総会で記念講演

 そんな縁で、1999年の福岡気功の会総会(今は亡き今泉会館で)の記念講演をしていただいたこともあります。そのころからの会員の方は、先生のことをご存じのことと思います。

 また、4年前、イムズで若い女性をターゲットにした『キレイで元気』という企画に経営コンサルタントのCさんに誘われ、参加してみると、仕掛け人の一人に藤野先生がおられて、何だ我々は同じ穴のムジナかと思ったものです。Cさんも藤野先生も私も、示し合わせたように、このしょうがない社会を立て直すには若い女の人がキレイで元気になってもらうしかない!と思っていたのですから。つまり、今は独身の若い女性がいい恋愛をしていい結婚をしてこどもを産み、いい子に育ててもらうことが社会を明るく元気にする一番の近道、と。この『いい』がどういうことか、三人それぞれ思惑があるのですが、それはさておき、皆さん薄々お気づきのように今現在、若い人たちの身体も心も、相当ひどいことになっているのは事実です。

●どこがどれだけひどいか

 今回はまさか、総会の時の二番煎じをお願いしたわけではありません。あれから7年もたって、私たち福岡気功の会もいよいよ神輿を上げる時が近づいてきました。藤野先生はとっくの昔に走り出しています。その経験と調査研究をネタにして、この際ドカンと発破をかけてもらおうと思っているのです。

 気功に興じていると、日本人の健康の実態に関することで世間ではどんなことが話題になっているのか、そういうことに疎くなってしまう面があるのです。気功をやっていればそれだけで、自分と家族の健康は《まあそこそこに大丈夫感》が強まってきますから。それはそれでいいのですが「こんなに晩婚化が進み、少子化が進み、階級分化が進み、それで皆して享楽的な生活を続けていったら、日本は滅びちゃうよ」(90歳女)という物の見方ができなくなってしまいがちなところが困る。

 藤野先生には、まず実態を知りましょう、ひどいでしょう、でもそのように見える状況の中でも芽生えてきている力を育てなければいけないでしょう、それにはこうしなければならないのです、という辻褄の合ったまともなお話を伺います。

●脳疲労とストレスの基礎理論

 お話を伺う前に、仕込んでおきたい藤野的「常識」があります。

 BOOCS(ブックス)はブレインのB、オリエンテドのO、オビーシティ( 肥満) のO、コントロールのC、システムのS、の略。さてかつて成人病といわれていた肥満、高脂血症、高血圧症、糖尿病は、子どもにまで発症するようになって小児成人病というのをはばかり、生活習慣病と呼ぶようになった。これらの潜在患者数は順に、2400万人3300万人3600万人1620万人にのぼっている。このうち、肥満は残りの3症を土台にして成立する代謝異常の中核で、不健康の代名詞。厚労省も問題視して「健康21」運動を始めた。カロリー制限やら運動やら70項目にわたる目標を設定し、中間報告(昨年)を前に目標値達成のため保健師など行政機構をフル動員してやったのに、例えば肥満男性15%へ減少を目標に現状25%はどうなったか。なんと29%に増えてしまった。一事が万事この調子でつまり、厚労省の方式はうまくいってない。

 さて、フィンランド症候群をご存じ? 1991年に発表された生活習慣病患者(40〜55歳の男性)1200人の10年後追跡調査で、積極的に健康指導(介入)したA群と放置したB群に分けて起こりうる病気による死亡率(心疾患)の有意差を調べたところ、何と放置のB群46の死亡が14だったのに対し、介入のA群67は34という結果が出た。つまり、金をかけてあれこれと世話を焼いたほうがかえって死亡率が高かったのである。

 そんなバカな…ありえない…と一顧だにしなかった官僚と学会。
 しかし藤野先生のチームは、これは患者への介入が有害だったことを示している!と捉えた。そして、生活習慣病は生活習慣が悪いから直すべきなのではなく、それを引き起こす原因を取り除きさえすればその生活習慣は自ずと直るはずだと考えた。

 生活習慣病の発症機序は、ストレス→脳疲労→五感異常→食行動異常→メタボ である。現代はストレス社会で、これを直すことは(医者には)できない。しかし、脳疲労を解消させることは可能だ! こうして研究が始まり、ついに脳疲労解消プログラムが完成し、実証実験が開始されて、驚くべき治癒率(ダイエット成功率)となって現れたのだ。なんと95.4%が目標を達成。リバウンドもない。従来の方法(カロリー制限、運動強制など)の成功率10%以下に比べると、雲泥の差である。

 これほどうまくいくとは…。そのプログラムのベースになっているコンセプトは『禁止の禁止』。つまり「たとえ健康によくても、嫌ならしない/たとえ健康によくなくても、やめられないならOK」で、それにプラスして「健康によくて、気に入ったことを今すぐはじめよう」とくる。(BOOCSの基本3原則)

 人間の心にとって、 いかに強制・抑制・禁止がストレスになっているかがBOOCS プログラムの成功によって炙りだされた恰好である。

 さてさて、思い起こしてください。わが気功教室の心得。がんばらない・無理をしない・ がまんしない。競争しない・追求しない・比較しない。そしてBOOCS の脳疲労概念では大脳新皮質−旧皮質−間脳、また右脳−左脳の関係性の破綻ということですが、気功では新皮質優位のα波状態から旧皮質・右脳・小脳優位のβ波状態にシフトして調心調身調息のレッスンをするわけですから、まさに脳疲労解消プログラムの優等生メニューということになります。藤野先生が私の気功を引き込んだのは偶然ではなかったのです。

●今聞いておくべき話を聞きにいく

 とは言え、私たちは藤野先生に脳疲労やダイエットの話を聞こうというのではないのです。これまでの先生の経験を土台にして、「現代社会において、ほんとうに健康であるとはどういうことか。私たちにできることは何か」というところまで考えてみたいのです。つまり、何はさておき脳疲労をもたらすストレスについて、より具体的に知ることが必要ではないか、というわけです。

 私は、例の健康セミナーで受け持っている気功の時間が始まる前に、藤野先生の講義を聞くことがよくあります。上の話はまあ耳タコなのです。しかし、この話に入る前のさまざまな開陳情報がドキモなのです。先生はいかにもタンタンとお話されますが、今、この時代この社会はトンデモ以外の何物でもない。知らなくていいのか。そんなことはありません。知っておかなきゃ、ホント日本はあぶないのです。

 ぜひぜひ、藤野先生のお話を聞きにいきましょう。お誘い合わせて、参加なさいますように。

 最後に、BOOCSの脳疲労自己診断リストがあります。@夜中早朝に目が醒めるA寝付きが悪いB食事がおいしくないC便秘D疲れやすいE暗い気持ちになるF希望が持てないG考えがまとまらないHイライラするI不安になるJ自分は価値がないと思う Dを境に後ろの方ほど脳疲労度は高いのですが、さていくつありましたか? 脳疲労には、気功ですよ。


■藤野 武彦 先生講演記録メモ■


 1月14日午後、福岡市民福祉プラザで藤野武彦先生の講演会が開かれた。会が有料で催す初めての講演会。50人余りの参加者が、スライドを示しながら説明する藤野先生の「脳疲労理論」を、なるほどを連発しながら2時間、一気に聞き入った。

 社会にはさまざまなストレスに溢れているけれども、ある一つのストレスを人は一様に受け取るわけではない。ある人は10のストレスと感じるが、ある人はストレスとは感じないこともある。そういう意味で、ストレス源をなくせばよいという結論は、一人一人の問題を解決する最善の方法とはなりえない。しかし、どんなストレスであれ、それが原因で心身の健康を損ねているときは、健康瓦解の心身起点である脳疲労を解消することによって、回復させることができる。
 では、その脳疲労解消法とは。

   1.たとえ健康によいことでも、嫌ならし ない。

 2.たとえ健康に悪いことでも、やめられ ないなら続けてよい。

 3.健康によいことで、好きでやれること を一つでもいいから始める。


 そこでその応用編。食事で考えると、

 1.たとえ健康によいものでも、嫌いなら 食べない。

 2.たとえ健康に悪いものでも、やめられ ないなら食べてもいい。

 3.健康によいもので、好きなものを、好 きなだけたっぷり食べる。


 そ、そんなわがままじゃん!ということで、五穀入りのごはん、これは健康によいと勧られているけど好きでないから食べない。草と酒。やめなくていいのなら、今までどり飲む。じゃ、きんぴらごぼうと納豆、好きだから、たっぷり食べよう。…これでのかなあ。今までだってそうしてきたと思んだけどなあ…。ボク、今健康なんだろうか(笑)。

 ガイドラインとして、伝統的和食の一日一快食、と藤野先生はおっしゃる。が、どうも気功愛好者(会員)で、健康から遠く離れてるストレスへとへとの脳疲労人間は、いないということではないか…そう思えた。

 では、脳疲労のない人はみな健康なのだろうか。そうではない。健康な人は脳疲労が溜りにくいのだ。そして、脳疲労のない人と健康な人の共通項は、快眠・快便・快食。

 脳にとって最大のストレスは、飢餓感で、これまでのダイエットが失敗に終わってしまう最大の原因は食べることを抑制する項目を必ず中心にして設計されてきたから(その飢餓ストレスが脳疲労を助長し、五感を狂わせるの)だ、と。なるほど。

 気功をたしなむ私たちは、こと脳疲労に関しては自信を持っていいのではないか。自分 身を厳しく責めたり追い込んだりせずに、一休みする力をすでに(気功をするようになってから知らず知らずのうちに身につけて)持っていると思えるのである。これは一つの目に見えないが、かけがいのない財産だと、思った。




 今、曲がり角。

 今、気功の歴史の大きな曲がり角にいる私たち気功が「輸入」されて約20年になります。日本社会に受け入れられ、根づいたかと言えば、答えはノーです。太極拳がそれなりに根づいたのに比べると、たいへん曖昧なまま推移してきました。それは中国政府が気功に対して放任政策をとってきたため、日中とも各人各様の主題をかかげ、指導法、指導員養成法にも何の制約もなく普及されてきた事情に負うところが大きいです。それが、法輪功事件をきっかけとして中国は、はっきりと放任政策を転換し、管理統制政策に転じました。では、日本ではどうするのか。日本には、中国共産党の管理統制政策は及びません。ですから、今後も放任状態が続きます。自然淘汰に任されているわけです。
 しかし、その一方で、気功人口は、どんどん減ってきております。不景気も理由の一つです。各地で気功指導者が行き詰まりを感じているということもあります。その上、今更中国気功の決定版「標準功法」が日本上陸間近というのですから、これから(日本の、私たちの)気功はどうなるの?という不安現象が生ずるのは避けられません。気功を、趣味のサークルとして存続しようとか、治療院の補完体操として利用しようというのであれば、今でも得体の知れない「インド東洋気功整体」なんていうのがカルチャーセンターに食い込んできているくらいですから、私たちの気功だって、どうにかなります。指導員の収入だって、これまでも小遣い程度だったのですから、別に騒ぎ立てるほど減るわけはありません。
 でも、少なくとも私にとってはそういう問題じゃないのです。私にとってはこれまで20年近くの歳月を費やして真剣に取り組んできた気功が、本物だったのか偽物だったのかという問題です。指導員としては、教えてきた責任問題です。中国の標準功法を推薦する人は、これこそが本物、国家認定推奨の、効果覿面の、気功ですよ、これまでのは無責任で信用保証しかねる在野の気功ですから…と必ず吹聴します。そんな標準功法に対して、是々非々でいいのじゃないかという人も少なくありません。そういう認識は大甘です。全く質がちがうからです。教えるには、免許が必要になり、教え方も指導要領があって、上納制度になります。金を払って、2年間80コマの教習を受けて、試験をパスして、仕上げに中国まで行って修了証をもらい、毎年更新教習を受けて金を払い、資格を維持する制度になります。そんなのと、今までの気功サークルのあり方を、一人の先生が両立共存させることができるでしょうか。しかも、その標準功法ときたら、功理も心法も抜きの、形だけの、太極拳の二十四式並の、程度の低いものであることがハッキリしてきました。老人の保健衛生政策としての教材なのですから、それで構わないのです。ビデオを見た私の目には、古典功法の矮小化、冒涜と写りました。練功して来なかったら、そうと見破れなかったとも思いました。初心者には適しているかもしれません。そういう観点から自分たちの怠慢を棚に上げて、丁度いい、利用させていただきます、なんて言う奴が必ず出てきます。私は、そういう奴らと、一緒に肩を並べようと思わないので、今までの気功の総決算のつもりで、各地で、気功の経験者を対象に、ハイパーレッスンと銘打った連続講習を開始する決心をしたのです。その準備のため、全力を傾注しようと思います。新しいコンセプトで、気功を捉えなおし、普及の礎とするつもりです。ですから、とくに日頃私のレッスンを受けていない会員の皆さんに、受講してもらいたいと思っています。



【福岡気功の会の会長のよしなごと】

■導引は気功か  

 気功の前身として、導引はほとんどそのまま気功の動功と考えられている。
 最近、陳希夷の「二十四気導引座功」をやり始めて、これは気功というより体操だと感じている。体操といっても筋トレの類ではなくて、経絡体操というジャンルに属するものであろう。経絡体操の効果を上げるには、無理をしない、我慢しない、頑張らない、の3つが条件で、もうひとつはマイペースでやるということである。マイペースというのは回数、速さ、緩急の密度について、束縛されないということである。マイペースをコントロールするのは経験を含めて自分自身の感覚だけである。だから、学んでいる時以外は一緒にやるというのもほんとうは望ましくない。一般的に言えば息が上がるほど懸命に打ち込むのは導引らしくないといえる。
 そういう導引が、おそらく太極拳の練習方法の影響を受けて、超スローモーションでやるのがふつうになってしまったのだろうと、私は推察している。
 「二十四気導引座功」をやってみて、超スローモーションでやる必要は全くないことに気づいた。たとえば小満中座功はゆっくりやりすぎるとこの動作のどこが焦点になっているか分かりにくいが、リズミカルに回数を重ねてやると広背筋が渋くなってくるので、ああここを鍛えているのかと分かる。
 この座功は導引のあと吐納を必ずして終わる。導引よりも、吐納のほうが重要なのではあるまいかと思えるほどである。この組み合わせこそ、往時の鍛錬修行の核心だったと思われる。


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 メ−ル:f-kikou@true.ocn.ne.jp

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